2025/04/10 ニュース
世界の淡水生物、4分の1が絶滅の危機

国際自然保護連合(IUCN)のチームは、川や湖といった淡水に生息する世界の魚やザリガニ、トンボなど約23,000種のうち4分の1が絶滅の危機にあるとの分析結果を国際自然保護英科学誌「ネイチャー」に発表。淡水生物の保全状況を地球規模で網羅的に評価した初めての調査。生物種の1割は淡水に生息するとされ、人間の生活や文化とも関わりが深く「絶滅を防ぐため迅速な対応が必要」と指摘した。また、日本固有の淡水魚は4割程度が絶滅危惧種と評価されている。