2025/05/22 ニュース
国内最大級「木質バイオマス発電所」が稼働

山口県下関市に、間伐材を燃料に使う国内最大級の木質バイオマス発電所が完成し、運転を開始した。燃料を供給する企業など5社が出資する合同会社が開設した「長府バイオマス発電所」で、東南アジアから輸入した間伐材を乾燥させて粉砕、圧縮し、成形した木質ペレットを燃やして蒸気を発生させ、タービンを回して発電する。発電出力は74,950キロワットで一般家庭、およそ11万世帯の1年分に相当する。年間およそ27万トン、二酸化炭素の排出量を抑えることができるという。